火罐（中医学のカッピング療法でよく使われる道具です。）
吸い玉はカッピング療法によく使われる道具で、燃焼、吸引、圧搾を利用して缶内の空気を抜き、陰圧にして缶を体の特定の部位（患部、ツボ）に付着させ、広範囲な刺激と局所的な鬱血や打撲を起こし、病気の予防と治療、体の強化に役立てるものです。 ファイヤーカッピングは鍼灸と同じく理学療法の一つであり、その中でも特に優れた治療法です。 また、お子様にもお使いいただけます。
ファイヤーカッピングとエアーカッピングがあります。
直径3〜7cmの竹を一節ずつ切り落とし、一端は口、一端は底に残し、竹皮を切り落として太鼓状の円筒形にし、用途に応じて大きさを選ぶことができる。 竹筒は、薄くて丈夫な竹を、長さ約6～9cmの筒状に切り（長すぎても短すぎてもダメ、長すぎると重くて落ちやすい、短すぎると空洞の容積が小さいため吸引力も小さい、吸収しにくい）、片方を底に、片方を筒の口元に残し、口径は約3cm、4.5cm、6cmなどとなっています。 ナイフで緑色の皮と内膜を削り取り、筒の壁の厚さは約2〜3ポイント、サンドペーパーで磨き、口輪は平らで滑らかであることが必要です。 竹筒の特徴は、軽い、安価、倒れにくい、比重が軽い、吸収が安定している、液体を吸収できる、材料が取りやすい、作りやすい、などです。 デメリットは、破裂して水漏れしやすいことです。
ガラス製吸い玉
外風寒、頭痛やめまい、眼球の腫れや痛み嵐、羞明などは、みぞおちにカッピングするとよいでしょう。
風寒湿邪の麻痺、関節の痛み、痛みのある部位にカッピングすることができます。
咳き込んで息切れする、背中の両脇を摘まんでいる。
腹痛、空腸音、下痢などには、腹部を摘出することもあります。
禁忌事項
局所的な皮膚病がある人、筋肉の弾力性が失われた痩せた体質の人、血管の多いところ、骨の突起、毛深いところ、心臓の鼓動、目、耳、鼻、口、乳首などはカッピングしない方がよいでしょう。 また、高熱、昏睡、痙攣、妊娠中、水腫、腹水、腫瘍のある女性には適しません。
カッピングの注意点
カッピングは、適切な姿勢で、筋肉質な部位に行うこと。 体勢が不適切な場合、移動、骨や凸凹、毛の生えている部分は適さない。
カッピングを行う際には、カッピングする部分の大きさに応じて適切なサイズのジャーを選択します。 カッピングをしっかりと力強く行うためには、操作を素早く行う必要があります。
ファイヤーカッピングを使用する際は、火傷ややけどをしないように注意してください。 火傷したり、長時間ジャーを放置して皮膚が水ぶくれになった場合、小さいものは治療せず、滅菌ガーゼを当ててこすらないようにするだけでよい。 水疱が大きい場合は、滅菌針で水を出し、ゲンチアナバイオレットを点眼するか、滅菌ガーゼで包んで感染を予防します。
皮膚アレルギー、潰瘍、浮腫、血管分布の広い部位はカッピングに適しません。 高熱やけいれんのある方、妊婦の腹部や腰仙部もカッピングしてはいけないとされています。
その他の情報
慢性閉塞性肺疾患、結核、肺膿瘍、気管支拡張症などの肺の基礎疾患のある方は、カッピングに適しません。 肺に炎症が起きると、肺胞の損傷や肺の中の体液の滞留を伴うことが多い。 カッピングを治療に用いると、胸腔内の圧力が急激に変化し、肺の表面にある肺胞が破裂し、自然気胸になる可能性があるのです。
ファイヤーカッピングの後にシャワーを浴びると、風邪をひきやすい
カッピング後の肌は傷ついた状態で、とてももろいので、この時の入浴は肌の破れや炎症につながりやすいのです。 冷たいシャワーを浴びると、肌は毛穴が開いた状態になっているので、冷えやすくなります。 そのため、カッピング後すぐにシャワーを浴びないことが重要です。
長時間のカッピングは、皮膚感染症を引き起こす可能性があります。
カッピングは最低でも30分かかるという人が多く、特に高齢者の場合、水ぶくれがないと効果がないと思っている人もいるようです。
ファイヤーカッピングは、カッピングポットの大きさ、材質、負圧の強さによって異なりますが、一般的には火をつけてから火が消えるまで10分以内を目安にカッピングポットを当てるのが適切です。 カッピングの原理は陰圧にあり、時間にあるわけではないので、高い陰圧で水泡ができるまでカッピング時間を長くすると、皮膚を傷つけるだけでなく、皮膚感染症を引き起こす可能性があります。
オールシーズンでのカッピングの注意点
春になると暖かくなり、気温も上がり始めます。 しかし、北国の春の寒さは突然襲ってくるので、風邪などの呼吸器系の病気にはまだ油断ができない。 風寒が原因の風邪には、火鍋を使って寒さを取り除くと、症状の緩和に効果的です。 治療中は、瓶の口を潤滑にすることが重要です。 北部の気候は乾燥しており、特に春は寒くて乾燥している。 このような環境では、皮膚の水分が不足し、カッピングによって皮膚破壊が起こりやすくなります。
気温が高く、雨の多い夏は、あせもなどの皮膚病が発生しやすくなります。 この時の火入れの主な目的は、湿を取り除くことです。 夏は汗をたくさんかくので、汗がファイヤーカッピングの吸収に影響しないよう、カッピングの前にシャワーを浴びて体を乾かしておくとよいでしょう。 カッピング後は、感染を防ぐため、汗をたくさんかいてもシャワーを浴びないでください。
気温が低く乾燥する秋冬は、カッピングを行う部屋を暖かくして選び、保温に気を配る。 背中やお腹にカッピングが必要な患者さんには、カッピングの時間を短くし、長時間放置しないようにします。 カッピング後は速やかに服を着て、お湯を飲んで体を温めてください。 肌が乾燥する秋冬は、肌を傷めないようにカッピングジャーの口に潤滑油を塗ることが大切です。